法人理念
共に生きる喜びを
いつの時代にも、どこの国でも、世の中には、何らかの理由で社会との間に障がいのある方がいます。障がいのある、ないにかかわらず、一人の人間として人格と個性が尊重されなければなりません。
一.常に相手の立場になって考えてみる。
一.常に人の心を理解する。
一.常に人のため限りなき優しい心。
常に、豊かな心をもって共生社会の実現に寄与することを施設経営の理念としたい。
ごあいさつ
令和5年6月19日、聖和福祉会理事会において、前理事長田山耕三氏の後を継ぎ、理事長に就任させていただくことになりました。
社会福祉法が大きく改正され、経営組織のガバナンスの強化、事業運営の透明性の向上、財務規律の強化、地域における公益的な取組の実施が明記されました。国民に対する説明責任、地域社会に貢献することが求められ、理事長の職に就くにあたり、その責務の重大さに身の引き締まる思いをしております。
さて、当法人は、障害者支援施設「聖愛園」と生活介護事業所「サニープレイス」の2施設を経営しています。福祉人材が不足する中で、新たな事業拡張をしていくには厳しい状況になってきています。小規模ではありますが「聖愛園」と「サニープレイス」を連携し、在宅で生活されている障がいをお持ちの方の生活介護の受け入れやショートステイ等、センター的な機能を兼ね備えた健全経営で質の高い支援を目指して行きたいと考えております。
地域における公益的な取組として、諸多の事情でひきこもりをされている方の相談支援事業を無料で実施致しております。相談をされる方は少ないのですが、いつでもそうした方々が気軽に来られ、互いに助け合い、共に立ちあがっていけるような支援ができればと思いを馳せています。
また、地域で生活されている方で、虐待をうける等、着替えや洗面用具も持たないで緊急に保護しなければならないケースもあります。そうした場合には法人負担として受け入れし地域貢献をさせていただいております。
働きやすい労働環境を整備し人材確保していくことも時代の要請であり法人の責務と心得ております。
甚だ微力ながらその使命を果たし、次の世代につながる様に職務に励む所存でございます。前理事長同様、御指導御鞭撻賜りますようお願い申し上げ、理事長就任のあいさつと致します。
令和5年6月20日
社会福祉法人 聖和福祉会
理事長 戸野 和雄
法人沿革
- 1998年
- 知的障害者更正施設 聖愛園 事業開始
- 2007年
- 聖愛園が障害者自立支援法に基づく障害者支援施設に指定
- 2011年
- 社会福祉法人 聖和福祉会として事業開始
- 2014年
- 生活介護事業所サニープレイス事業開始